高野やすのりののりのりFX

週末の衆議院選挙のポイント

いよいよ衆議院選挙の投開票日が迫ってきました。

今回の総選挙では自民党が第1党となって政権に復帰することが確実な情勢です。

衆議院の解散以来、自民党の安倍総裁が日銀法改正を視野に入れて、日銀に対しこれまで以上に積極的な金融緩和を求める発言を繰り返していることや、公約の中に「官民協調外債ファンド」を設立し円高是正を目指すことが盛り込まれていることなどから円安の動きが続いています。

選挙結果を受けた週明けの為替市場はどんな動きになるのでしょう。

選挙の予想は、終盤に来て自民党の地滑り的な大勝の予想が増えていています。今の注目点は、自民党と公明党を合わせて、衆議院の2/3にあたる320議席を確保できるのか?という点になっています。

もし、自民党が単独過半数を確保したとしても、自公合わせて319議席以下であれば連立を組まないと参議院では少数与党になって、いわゆるネジレ状態が続きます。ネジレ状態が続けば、これまで安倍総裁が発言してきたことが全て実現できるかという事に疑問が出てきます。一方、もし320議席以上獲得すれば、仮に参議院で否決されても、衆議院で2/3以上で再可決すれば法案が成立する為、基本的には自公で合意したことは何でも実現できることになります。

その為、自公で過半数なら、すでに織り込み済みということで、一旦円安の動きが小休止して来週の日銀金融政策決定会合の結果を見る、ということになり、利食い売りでやや円高に戻る可能性もあります。ただ320議席を上回れば、さらに緩和などに対する期待感が強まることから、週明けからもう一段の円安になる可能性が高いと予想できます。

ブログ提供:

注目のキーワード

PR / Ad Space

クルクるアンケート

09月26日更新

豪ドルの下げはどこまで





みんなの回答を見る

高野やすのり(たかの たすのり)

高野やすのり(たかの たすのり)

慶應義塾大学商学部卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)、ファースト・シカゴ銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)などでインターバンクディーラー業務に従事。
20年以上に亘り、外国為替市場の第一線で活躍。 2004年より為替市場の中の様々な立場で長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。
2009年2月からFXプライム株式会社勤務。現在、ラジオNIKKEI「夜のトレード酒場」、東京MXTV「マーケットワイド第2部」などに出演中。

現 FXプライム株式会社・チーフストラテジスト
NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
「みんなの外為」オフィシャル会員

ページトップへ戻る