05月18日更新
ユーロドルは、昨日、先日一部国有化されたスペイン大手銀行のバンキアから預金が大量に流失しているとの報道で売られたあと、一旦は下げ止まりましたが、NY時間に発表された米・5月フィラデルフィア連銀景況指数が予想を大きく下回ったことや、有力シンクタンク・レポートで「日銀は来週の金融政策決定会合で政策を維持する見通し」とされたとの噂が拡がったことから、リスク回避の動きが強まって再び下落しました。そして今日は、日経平均などが下落したことからさらに売りが強まって、一時1.2640台まで下げ幅を拡大しました。
この1.2640近辺には、非常に重要なサポート・ラインがあります。
2002年2月1日の安値0.8565と、2010円6月7日の安値1.1877(レートはBloomberg)を結んだサポート・ラインが今日1.2640付近にあるのです。
これだけ長い期間のトレンド・ラインなので、それぞれのレートの1~2ポイントの違いが10ポイント単位の違いになりますので、あまり細かいレートに意味はありません。今年の安値が1.2620台ですのでそこを割り込んで今日引けるかどうかということで良いと思います。
このラインを割り込むと、2011円5月からの下落トレンド・チャネルの下限である、1.22付近を目指すことになる、と予想できます。また、このトレンド・チャネルは、より長期の2008年7月からの下落トレンド・チャネルの中のチャネルですので、その長期のチャネルの下限は1.10割れ、のところになっています。
なお、昨年9月12日のエントリーでは、月足一目均衡表の分析から1.14~1.16までの下落という予測をご紹介しています。そちらも合わせてご覧ください。 ⇒ http://minkabu.jp/blog/show/373167
ギリシャのユーロ離脱、などの材料がないと、なかなか長期のチャネル下限まで下がることは予想しにくいですが、チャートからは以上のような動きが想定できますので、今日ご紹介したサポート・ラインを明確に割り込んだ場合には、長期のユーロ売りポジションを増やすべきと考えています。
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