事業仕訳が突然中止
10月22日(木)午前、行政刷新会議の初会合が首相官邸で開かれました。ご存知ですよね。
鳩山総理は言いました。
「税収が大幅に落ち込む懸念がある中、真に必要な予算に重点的に配分するため、歳出削減に向け出来る限り切り込まなければいけない」
「『必殺仕分け人』という思いを持って頑張ってほしい」
必殺仕分け人? あまりセンスのいいギャグとも思えないけど‥、いずれにしてもこの人は、受け狙いを第一に考えているのだな。やっぱり政治家だ。
仙谷行政刷新相は言いました。
「『わが省』は禁句だ」
会議は、統括する枝野幸男議員の下に
(1)国交省、総務省、財務省など
(2)厚労省、外務省、経産省など
(3)農水省、文科省、防衛省など
の3グループにわけて、各省副大臣クラス30人が作業に当たる。
10月23日(金)午前、枝野議員が作業開始を宣言。
「怒とうのような日々が1カ月ほど続くと思う。よろしくお願いする」
こうして、賑々しく無駄な事業探しが始まった‥、と思っていたら、23日(金)午後に予定されていた主計局からのヒアリングが急遽中止になったのだとか。
何があったのだろう? と皆、思うはずです。実際何があったのか?
この30人の作業チームに14人の新人議員が含まれていて、仕分け作業が本格化すると新人研修へ参加することが難しくなるから‥、だとか。
まあ、それが表向きの理由です。
確かに、新人研修の方が先に決められていた訳ですから、研修を優先させるべきという意見は分かります。でも、そんなこと分かった上で14人の参加を決め、そして総理自ら、必殺仕分け人の思いで頑張って欲しい、とまで言った訳です。
それがいとも簡単に、全てチャラ!
これでは鳩山総理のリーダーシップば疑われてしまいます。
で、そのことは、小沢一郎氏にも分かっていたはず。恐らく世間が反応を示すかもしれない、と。しかし、それでも仕分け作業に横やりを入れた。何故か?
ここに、政治の本質が隠されています。何故だと思いますか?
政治とは権力の分捕り合戦。そして、その権力とは、時としてお金の形をとります。今回の衆院選で民主党は勝つことができました。勝ったのにはそれなりの理由がありますが、小沢氏は、選挙の応援を求めるためにさまざまな人々に合った訳です。応援していただければ、悪いようにしないから、と。
だから、小沢氏が怒っているのです。
「あいつら、何も分かってはいない」と。
「大体、どんな切り方をしていいのか、俺に相談もないではないか」と。
小沢氏にすれば、単純に切ってもらっては困るのです。何にも事情を知らない議員からみれば無駄に見えるかもしれないが、その予算があるから応援してもらったのだぞ、と。それに、参院選が控えているではないか、と。
それにしてもみっともない光景です。
民主党はどうなるのでしょうか。
以上
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