西原宏一が導くFXスマート・トレーディング
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いつも「西原宏一が導くFXスマート・トレーディング」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。当ブログは2009年5月より連載してまいりましたが、2011年6月30日(木)をもって終了いたしました。2年間にわたる皆様のご愛顧に感謝し、御礼申し上げます。 なお、西原氏のブログは「FX TRNED 西原宏一公式ブログ」(http://www.ck-capital.jp/)にて引き続き更新中です。今後もよろしくお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

SNBのユーロ買い為替介入が裏目に

こんにちは。


16日のNY市場では、ドル金利の低下が進みドル円は反落。
NY市場は85.32円のドル安値圏でクローズ。

本日の東京市場では85.00円割れが意識され、口先介入に対する警戒感などもあり、安値は85.11円どまりで小動き。

マーケットの話題は本邦当局の介入の可能性が話題になっていますが、
先週末に報道された下記のSNBに関する報道が、本邦の介入に対して少なからず影響を与えそうです。


スイス中央銀行は13日に発表した2010年上半期の決算で、28億スイスフラン(2300億円)の損失を計上した。前年同期の52億スイスフラン(4200億円)の黒字から一転した。自国の通貨高を抑えようと、スイスフラン売りユーロ買い為替介入を続けたことが影響した。
 スイス中銀は、今年に入って進んだスイスフラン高ユーロ安に単独為替介入で立ち向かった。輸出産業を守るためだ。その結果、外貨への投資残高は09年末に比べて2.4倍に達した。しかし、ユーロのスイスフランに対する価値は上半期で10.7%下落。為替変動による損失は143億スイスフラン(1兆1600億円)になった。保有している金
の値上がりなどで利益が出たが、穴埋めできなかった。
 ロイター通信によると、中銀のジョルダン副総裁は「デフレ圧力をかわすことができた」と介入を擁護した。しかし、スイス国内のメディアでは「介入は間違いだった。何の成果もなかった」といった批判が強まっている。
出所Bloomberg


このまま円高が進行しても、円高というよりもむしろドル安という相場展開の中、当局が介入にでるとすると「単独介入の公算」が高いと言えます。

その場合、SNBの介入のように、一定の効果が上がらなければ、国内からの批判も高まるでしょうから、当局にとっては介入というカードも切りづらい難しい局面になりそうです。

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02月04日更新

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西原宏一(にしはら・こういち)

西原宏一(にしはら・こういち)

株式会社CKキャピタル 代表取締役・CEO

青山学院大学卒業後、1985年大手米系銀行のシティバンク東京支店入行。
1996年まで同行為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後活躍の場を海外へ移し、
ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、
シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任し、
現在(株)CKキャピタルの代表取締役。

ロンドン、シンガポールのファンドとの交流が深い。

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