水上紀行の面白FX教室
【お知らせ】「水上紀行の面白FX教室」は6月30日で終了いたしました。
いつも「水上紀行の面白FX教室」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。当ブログは2007年9月より連載してまいりましたが、2011年6月30日(木)をもって終了いたしました。4年間にわたる皆様のご愛顧に感謝し、御礼申し上げます。
尚、バーニャ・マーケット・フォーカストの公式サイト(http://www.banya-mktforecast.jp/)では、水上紀行のコメント等を従来どおり更新しておりますので、今後ともよろしくお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

売りが逃げる、買いが逃げる

ニューヨークがクローズして、東京がオープンするまでの、マーケットが薄い時間帯では、ニューヨークが下げて終われば買いが出て、ニューヨークが上げて終われば売りが出るのが一般的です。

また、このニューヨーククローズから東京オープンまでの間は、マーケットが薄く、その中で、買いが出れば売りは逃げますし、売りが出れば買いが逃げます。

したがって、プライスが動くため、結構活発に動いているように見えますが、その実、マーケットはスカスカです。

昔、オーバーナイト(一晩持ち越し)したロングポジションが、見込み違いでどうもダメだと悟り、全部売って、さらにショートにひっくり返そうと腹を決め、朝8時頃、ディーラー席につくやいなや、ブローカー経由で、50ポイントぐらい売り下げたことがありました。

しかし、買いが逃げてしまい、思うように売れませんでした。

仕方なく、売りをやめたら、買いがムクムクと蘇り、最初に売り始めたレベルぐらいまで、上げてきましたので、また思いっきり売ると、今度は東京オープンが間近だったせいか、そこそこ売れました。

しかし、まだショートにするには、売り足りませんでした。

そうこうしているうちに、東京がオープンした途端、米銀シンガポールが呼んできたので、50-55のマーケットの時に、30-35とプライスを出したら、大きく35で買ってきてくれて、やっとロングからショートに転換することができました。

そしてその直後、突然200ポイントぐらい急落して、オーバーナイトのロングポジションのロスをカバーすることができました。

あの米銀シンガポールには、感謝でした。

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05月18日更新

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水上紀行(みずかみ・のりゆき)

水上紀行(みずかみ・のりゆき)

1978年三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。
1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。
東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。
1995年より在日外銀数行に於いて為替ディーラー及び外国為替部長として
要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。
バーニャ マーケット フォーカスト代表。
長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。

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