いつも「水上紀行の面白FX教室」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。当ブログは2007年9月より連載してまいりましたが、2011年6月30日(木)をもって終了いたしました。4年間にわたる皆様のご愛顧に感謝し、御礼申し上げます。
尚、バーニャ・マーケット・フォーカストの公式サイト(http://www.banya-mktforecast.jp/)では、水上紀行のコメント等を従来どおり更新しておりますので、今後ともよろしくお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
手強いチャイニーズトレーダー
私は、かつてケーブル(GBP/USD、ポンド/ドル)ディーラーでした。
その頃の東京では、今の「世界の昼休み」と揶揄される東京とは違って、ドル/円のみならず、USD/DEM(ドル/独マルク)、USD/CHF(ドル/スイスフラン)、ケーブルなど他通貨でも、かなり活発な取引がインターバンクで行われていました。
ケーブルのマーケットも、香港、シンガポールベースの米系銀行も交えて、東京タイムは活発に取引が行われました。
と言っても、ポンド建の実需の取引はほとんどありませんでしたので、ほぼ全部が投機の取引でした。
香港、シンガポール勢は米系銀行とは言っても、実際に担当しているディーラーはチャイニーズが中心で、チャイニーズディーラーの手強さを身をもって体験しました。
彼らは、なにしろアクティブで、また、市場心理を読むのに長け、意表を突いた手口で東京勢を執拗に攻め立ててきました。
よくあったトレーディングパターンは、東京勢に向けて集中的に売り込んできて東京勢をロングにさせおいて、さらにマーケットプライスを押し下げ、東京勢がたまらず投げに出てきたところを、一斉に東京の銀行を呼んで買い戻すという手口で、赤子の手をひねるがごとく東京勢は良いようにあしらわれていました。
今後、中国本土勢のマーケットにおける存在感はさらに増すものと思われますが、今申し上げたような手口は変わらないと思います。
儲けるチャンスがあると思えば、とことんやってくる手強い相手ですので、十分警戒しておくべきかと思います。
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