いつも「水上紀行の面白FX教室」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。当ブログは2007年9月より連載してまいりましたが、2011年6月30日(木)をもって終了いたしました。4年間にわたる皆様のご愛顧に感謝し、御礼申し上げます。
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経済指標の注目度
ロンドンに勤務していた頃、あるイギリス人のブローカー(仲介業者)が、「今まで、誰もこんな英国の経済指標なんか気にしていなかったのに、今や皆、気にするようになっている」とつぶやいたのが耳に残っています。
経済指標発表とは、結局マーケットの大勢が気にするかどうかで、材料視されるかどうかが決まってきます。
その意味で、依然として、米経済指標のマーケットへの影響力は大きいと言えます。
テクニカル重視で言えば、確かに、経済指標の発表があろうとなかろうと関係ないことになります。
しかし、実際のマーケットにおいては、テクニカル的に売りサインが出ても、買いサインが出ても、動くための大袈裟に言えば大義、もっと身近に言えばきっかけが必要になることが多いと言えます。
そうしたきっかけに、米経済指標がなることが今でも多く、マーケットの注目を依然として浴びています。
ただし、今後のことを考えますと、ドルの信認低下が続くようであれば、他の国・地域の経済指標が米経済指標に取って代わられることもありえます。
今までのドルへの一極集中から複数の国・地域に分散していくことになるならば、各国の指標が注目されることになると思われます。
その時、どこの経済指標がひときわ注目されるかは、やはり経済的主導権を握るところとなり、中国なりEUなりになっていくのではないかと見ています。
そして、中国なりEUの指標に、マーケットが本格的に関心が寄せるためには、よっぽどその指標によって相場が動いたという実績が必要になると考えます。
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