いつも「水上紀行の面白FX教室」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。当ブログは2007年9月より連載してまいりましたが、2011年6月30日(木)をもって終了いたしました。4年間にわたる皆様のご愛顧に感謝し、御礼申し上げます。
尚、バーニャ・マーケット・フォーカストの公式サイト(http://www.banya-mktforecast.jp/)では、水上紀行のコメント等を従来どおり更新しておりますので、今後ともよろしくお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
遅行する
遅行(ちこう)とは、まさに字のとおりで、他よりも動きが遅れることを言います。
よくドル/円は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルの動きに遅行します。
この遅行することで、クロス円が上昇したり、下落したりする原因となります。
たとえば、AUD/USDの上昇(ドル安)に対して、ドル/円が動かなかったり、ドル安の動きが遅い場合、AUD/JPYは上昇します。
一方、AUD/USDの下落(ドル高)に対して、ドル/円が動かなかったり、ドル高の動きが遅い場合、AUD/JPYは下落します。
また、最近では、AUD/USDが上昇(ドル安)しているのに、ドル/円もまた上昇(ドル高)することも散見され、こうなるとAUD/JPYの上昇はさらに進むことになります。
しかし、この遅行で気をつけておかなければならないことがあります。
それは、出遅れていた分を、ドル/円が一気に取り戻そうとする動きをすることがあるということです。
たとえば、AUD/JPYが上昇しているのに、ドル/円が動かないでいると、AUD/JPYが上昇しますので、さらなる上昇を狙って、AUD/JPYのロングが膨らむことがあります。
しかし、これが度が過ぎて、ドル/円がロングに大きく傾くと飽和状態になり、一気にロングポジションを解消しようとする動きにドル/円が急落することがあり、この下落は急速で、手仕舞えないままに下げてしまうことがあります。
したがい、やはり、利が乗れば着実に利食うことを、忘れてはならないと思います。
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