貧しくなった日本
巷では、デフレによる商品価格の低下が、企業間の消耗戦となっていることが危ぶまれています。
しかし、私が一番、気掛かりにしているのは、教育費を払えなくなっている家庭が増えていることです。
授業料が払えなくて高校にいけない高校生、受験料が満足に払えないため志望校を絞っている受験生などの話を耳にしますと、本来、生活費を切り詰めてでも教育費に当てようとする子供の教育に熱心な日本の親の収入が、それをも許さないほどに減ってきていることを感じます。
国が成長するには、十分な教育を受けた労働力が必要だと、個人的には思っています。
その点で、今の日本の状況は、国の将来を考える上で、憂うるものがあります。
また、世界の中でも教育熱心なアジア地域の中で、日本が落ちこぼれる危険性すらあると思います。
「通貨は国の鏡」だと言います。
その考え方からすると、日本の財政状況も大変なことになっていますが、将来国を背負って立つべき若者が、貧しいがためにまともに教育を受けられなくなってきている状況は、さらに深刻です。
その状況が改善されなければ、日本の通貨「円」は、長期にわたって低落する恐れがあるとさえ思っています。
尚、貧しくなったのはそれだけではなく、食料品が買えなくなったり、医療費が払えなくなっている人々がいることも現実です。

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