三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」

03月18日更新

第43回 朝日新聞と日経新聞(3/3)

(2/3の続き)

  さて、朝日新聞の記事では、
「日本が財政破綻した結果、IMFに緊急支援を求める」
 という「流れ」が、ストーリーの骨子になっている。この物語において、日本政府はIMFから外貨(恐らくドルなのだろうが)を支援してもらい、果たして何をするのだろうか。

 何しろ、日本国債の保有者の94%が国内の投資家である。かつ、外国人が保有する(6%分の)日本国債を含め、100%近くが日本円建てなのである。

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三橋貴明(みつはし・たかあき)

三橋貴明(みつはし・たかあき)

1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。
外資系IT企業ノーテルをはじめ、NEC、日本IBMなどに勤務した後、2005年に中小企業診断士を取得、2008年に三橋貴明診断士事務所を設立する。現在は経済評論家、作家として活躍中。
インターネット掲示板「2ちゃんねる」での発言を元に執筆した『本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖』(彩図社)が異例のベストセラーとなり一躍注目を集める。同書は、韓国の各種マクロ指標を丹念に読み解き、当時日本のマスコミが無根拠にもてはやした韓国経済の崩壊を事前に予言したため大きな話題となる。
その後も、鋭いデータ読解力を国家経済の財務分析に活かし、マスコミを賑わす「日本悲観論」を糾弾する一方で、日本経済が今後大きく発展する可能性を示唆し「世界経済崩壊」後に生き伸びる新たな国家モデルの必要性を訴える。
崩壊する世界 繁栄する日本』(扶桑社)、『中国経済がダメになる理由』(PHP研究所)、『ドル崩壊!』 など著書多数。ブログ『新世紀のビッグブラザーへ blog』への訪問者は、2008年3月の開設以来のべ230万人を突破している(2009年4月現在)。

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