松木秀明のニュースに書けないFXのハナシ

02月06日更新

材料交錯、一方向には動きにくい

こんばんは。

今週はロンドン市場を中心に見てまいります。

よろしくお願いします。

さて、週明けのマーケットはちょっと冴えない展開になっています。

先週末は米雇用統計が予想以上の回復をみせ、リスク選好ムードも広がったのですが。

米国にとってはその前に実施されたFOMCでの緩和ムードがやや後退することにもなったようです。

そうすると、リスク選好のドル安が、緩和後退によるドル買いに打ち消されてしまいます。

そして、欧州ではいい加減、ギリシャ問題を解決してほしいところですが、きょうの日本時間午後7時までと報じられていたギリシャIMFなどへの支援条件の受け入れに関する回答期限は・・「無し」と発表されています。

マーケットはまたもや、肩透かしを食わされた格好で、株安、ドル高の動きとなっています。

一方、今週は政策金利の発表が盛りだくさん。
あすの豪中銀(RBA)理事会では0.25%の利下げが市場のコンセンサスとなっています。
また、木曜日の英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)では資産買入枠の500億ポンドから750億ポンドの増額が予想されています。

金融緩和は株式市場にとってはプラスですので、リスク選好の材料です。

ドル買いかドル売りか・・・

リスク回避かリスク選好か・・・

材料が交錯しており、どうも相場は一方向には進みにくいようです。

2月半ばからは米債償還とか企業や投資家の本国送金(リパトリ)などの動きも予想され、ますます方向性が読みにくくなってゆきそうです。

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02月04日更新

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松木 秀明(まつき ひであき)

松木 秀明(まつき ひであき)

Klugシニアアナリスト
1986年英バークレイズ銀行入行。ディーリングルームにて主にクロス円を担当し、カスタマーディーラー、インターバンクディーラーを歴任。
その後クレディスイス、スイス銀行(後にUBSと合併)にて、短期売買を専門として主要通貨のディーラーとして15年以上にわたって活躍。短期売買を得意とする。
現在はKlugシニアアナリストとして、元為替ディーラーの視点で金融情報の分析をおこなっている。Klugでの市況ニュースを執筆とあわせて、セミナー講師としても活動している。

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