【東京市場】ドル円続伸、ギリシャ報道にユーロが敏感に反応
9日の東京市場は、ドル円が続伸。クロス円は一時下落する場面もあったが、堅調に値を伸ばした。ユーロ円は102.45付近、豪ドル円は83.42付近と、NY終値から20~30ポイント高い水準で推移している。ギリシャ問題に進展があったとの期待から、リスク選好ムードが高まり、円が売られ、ユーロや豪ドルなどが買われやすい状況となった。
ギリシャの第二次支援受け入れ問題について、東京時間に入ってもいくつか報道が入り、市場の値動きに影響を与えた。早朝には、ギリシャの連立与党党首会談が終了し、支援受け入れの条件で合意に至らなかったとの報道が伝わると、ユーロが売られる場面があった。
その後、NY終値水準まで値を戻したところで、午後にはギリシャ首相とトロイカ当局者が徹夜で行っていた協議が終了したとの報道があった。協議について、ギリシャ政府当局者が「ギリシャ首相は本日、政党指導者と新たな会談の予定はない」と述べたことで、すでに連立与党間での合意がなされているとの思惑が広がり、ユーロ買いが入った。
◆中国CPIで豪ドル一時下落するも反発
豪ドルは続伸。午前中に中国のCPI(1月)が発表され、市場予想の4.0%を上回る4.5%となったことから、インフレ懸念が高まり、豪ドル売りが強まった。指標発表後に豪ドル円、豪ドル/ドルは値を下げたが、その後は反発し、昨日のNY終値を上回って推移している。
本日は21:45にECBの政策金利が発表され、22:30からはドラギECB総裁の会見が控えている。また、ユーロ圏財務相会合が明日(10日)午前2時から開催されて、ギリシャ問題が議題として取り上げられるもよう。
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