【ロンドン市場】ポジション調整、ユーロ安に
21日のロンドン市場はポジション調整が主体。材料難の中、ユーロドルは1.29台前半から1.27台後半、ユーロ円は112円台半ばから111円台前半まで下げた。きょうはバーナンキFRB議長が金融政策に関する半期に一度の議会証言を行う。イベント前にユーロ買いの手仕舞いが相次いだ模様。アジア株の上昇や米アップルの決算を好感して欧州株は買い優勢で始まったが、ユーロ買いには結びつかなかった。一方、ドル円の方向感は今ひとつハッキリしなかった。ロンドン時間早朝にはユーロ円に連れ安となる形で87円台前半から86円台後半まで下げたが、その後は87円を挟んで揉み合いに転じていた。
◆英中銀、利上げと利下げを議論
きょう発表された英中銀議事録は市場の利上げ期待をやや後退させる形となった。議事録では金利据え置きが7対1、資産買い取り枠の据え置きが8対0で可決されたことが判明、6月に続きセンタンス委員は0.25%の利上げを主張していた。ただ、議事録で金融政策委員会(MPC)は緩やかな緩和と緩やかな引き締めの双方を議論したとしており、金融政策の次の一手を巡って戸惑いも見られた。議事録発表後、ポンド円は133円付近から132円台半ば、ポンドドルは1.52台後半から1.52台半ばまで軟化するなど弱含んでいる。
◆ポンド、早朝は誤発注が話題に
きょうはロンドン時間早朝にポンドが急落する場面があった。僅か数分間でポンドドルは1.5300付近から1.51台後半、ポンド円は133円台半ばから132円台前半まで急落。急落の理由について、市場では欧州系銀行による誤発注説が噂されていた。真偽は不明だが、噂が広まる過程でポンドは買い戻され、英中銀の議事録発表前にポンドドルは1.53台、ポンド円は133円台を回復した。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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