【ロンドン市場】ユーロが値動き主導、日銀緩和期待も
週明けのロンドン市場はユーロが値動きを主導した。序盤はユーロ売りが先行。ユーロドルは1.29台前半から1.28台後半、ユーロ円は111円台後半から111円台半ばまで下げた。格付け会社ムーディーズによるアイルランドの格下げ(Aa1→Aa2)、ハンガリーの財政問題などがユーロ売りの手掛かりとされた。ただ、早朝の売買が一巡するとユーロ売りは一服。ユーロドルは1.30手前、ユーロ円は113円台まで急反発するなど荒っぽい値動きだった。一方、ユーロポンドは0.84台前半から0.84台後半まで上昇するなど堅調だった。市場ではユーロポンドでフィキシング絡みの買いが観測されていたほか、ユーロドルで中東系やソブリン系の買いが観測されていた。値ごろ感で欧州株が買い戻されたこともユーロを押し上げた。
◆日銀の追加緩和観測が話題に
きょうは日銀の追加緩和観測で円安に振れる場面があった。ダウ・ジョーンズ通信は関係筋の話として、1-2ヶ月に渡って1ドル=85円前後で推移すれば、日銀は追加緩和を検討する可能性があると報じている。円高による景気悪化を防ぐことが狙いという。ドル円は当初、86円台半ばで小動きとなったが、このニュースが伝わると87円台前半まで上昇している。ほぼ同じ時間帯にユーロ円が111円台半ばから113円付近まで上昇したこともドル円を押し上げていた。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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