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【ロンドン市場】ギリシャ支援で情報錯綜、ユーロ軟調

19日のロンドン市場は、欧州通貨が軟調だった。ギリシャ支援を巡って様々な情報が流れたが、市場はネガティブな反応を示した。

ロンドン早朝はポンド売りフローが入った。一方、スイスフランが堅調でポンドスイス売りの様相だった。センタンス英中銀委員が2番底のリスクについて言及したことでポンド売りが強まった。スイスフランは昨日から引き続き介入姿勢が後退したとの見方だった。また、資源国通貨が軟調に推移するなどポジション調整の動きがみられた。

ユーロは序盤は静かな取引だったが、ユーロドルが1.36割れとなってからは1.35台半ばへと軟化した。レーン欧州委員は、ギリシャ問題がユーロ圏にとって最も危急な課題、と指摘した。しかし、欧州は昨日報道されたIMFによる支援について一枚岩ではない模様。ザラツィン独連銀理事からは、EUはギリシャ破綻を容認すべき、参加国への金融支援はユーロを損ねる、などの刺激的な発言も報じられた。これまでの、EU内での支援姿勢に混乱が生じている。

欧州株はプラス圏での推移が続いたが、欧州の混乱を背景にクロス円が軟化、ドルは買われた。ユーロ円は123円台前半から122円台後半へ、ポンド円は137円台後半から137円割れへと下落。資源国通貨も上値が重く、豪ドル/ドルは0.92台前半から0.92割れ、豪ドル円は83円台半ばから83円台前半での推移だった。ドル円は90円台半ばでこう着した。3連休を控えて動意薄だった。

◆カナダ消費者物価指数が上ブレ、カナダドル買いに
日本時間20時発表の2月カナダ消費者物価指数は各項目で市場予想を上回る伸びを示した。コア前月比は+0.7%、コア前年比は+2.1%と予想および前回値より伸びが加速した。瞬時にカナダ買いが強まり、ドルカナダは1.0170レベルから1.0090レベルまで、カナダ円は89円近辺から89.60レベルまでカナダ買いが進んだ。強い経済指標が相次ぎ、カナダ経済の回復ペースが速まっている。カナダドルは、その他主要通貨とは違った方向性を持っているようだ。市場にはドルカナダのパリティー割れを期待するムードも広がりつつある。


(Klugシニアアナリスト 松木秀明)

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02月04日更新

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