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【東京市場】ドル円90円割れ、FOMC前に見切り売り

東京市場はドル円を中心に円高傾向で推移した。ドル円は一時90円割れを記録、東京市場で50銭近く下げた。FOMCを控え売買が手控え気味となる中、前日の安値を割り込んだことで見切り売りが広がった。クロス円はドル円にほぼ追随した。ユーロ円は123円台後半から123円台前半、ポンド円は136円付近から135円台半ば、豪ドル円は82円台後半から82円台前半まで軟化する場面があった。日本の政府関係者から日銀の追加緩和に期待を寄せる発言が相次いだが、円売りには結びつかなかった。

◆豪中銀議事録 利上げ期待に冷や水、反応は一時的
きょう発表された豪中銀議事録では、段階的な利上げが適切との見方が示された。市場では豪中銀は利上げを急いでいないと、今回の議事録はややハト派寄りと受け止める声があった。ただ、豪ドル売りの反応は一時的だった。豪ドル円や豪ドル/ドルは20-30ポイント程度の下げを経て買い戻されている。市場の評価は今ひとつ定まっていないようだ。

◆日銀にプレッシャー、追加緩和期待で
市場の反応は限定的だったが、きょうは政府関係者から日銀の追加緩和実施に期待を寄せる発言が相次いだ。仙谷国家戦略相は日銀の金融政策は人々の心理に大きく左右する、元気がつく方向で金融政策を導いて欲しいと述べ、金融緩和に期待をにじませていた。菅財務相は16日、17日の日銀金融政策決定会合に注目している、金融政策と相俟ってできるだけ早いデフレ脱却を目指したいと述べ、金融面で日銀が景気を下支えすることを期待していた。日銀は昨年12月、政府に押し切られる形で臨時の金融政策決定会合を開催、新しい資金供給手段の導入を通じた金融緩和に踏み切った経緯がある。

(Klugアナリスト 鈴木崇浩)

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02月04日更新

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