為替市場レビュー RSS

【NY市場】ユーロ圏財務相はギリシャを信頼、米中関係に緊張感

15日のNY市場では、円高やドル高の動きとなった。ユーロ圏財務相会合が行われる中、ギリシャ救済の先行きを巡ってユーロ安をきっかけに円高やドル高となった。また、この日は米国の超党派の議員ら130人が、米財務省と米商務省の両長官に中国の為替操作問題で直ちに行動するよう促す、4月15日公表予定の為替報告書で中国を為替操作国に認定するよう財務省に求めると主張し、米中間の緊張感の高まりも意識された。ただ、米株式市場の下げ幅や米国債への買いは限定的で、全面的なリスク回避パターンではなく、オセアニア通貨もNY終盤にかけては下げ渋った。
この日発表された米鉱工業生産やNY連銀製造業景気指数、対米証券投資は手がかりとならなかった。
なお、注目されたユーロ圏財務相会合では、ギリシャが支援を要請しておらず、救済策は発表されなかった。ユンケル・ユーログループ議長は、ユーロ圏の財務相はギリシャ支援が必要とは考えず支援の方法について合意が必要と認識している、ギリシャの対応は信頼できるというのが市場へのメッセージ、などと述べた。

◆円高・ドル高、ユーロポンドは反落
ドル円はクロス円が軟化した中、90.70台辺りから90.34辺りまで下落。下げ一服後は90円台中盤でもみ合った。ユーロ円は124円台前半から123.30台まで、約1円程度円高推移。下げが一巡すると123円台後半でこう着した。ポンド円は136.87辺りから136円ちょうど辺りまで下落。終盤にかけて米株式市場が下げ渋ったものの、ドル円やクロス円に反応は見られなかった。
ユーロドルは、原油安やギリシャ救済に向けた懸念がくすぶり続けたことから、1.37台序盤から1.3638辺りまで下落。ロンドン午前のユーロ買い・ポンド売りが巻き戻されたこともユーロドルを圧迫した。ユーロポンドは0.91台序盤から0.90台後半まで反落。ポンドドルはロンドン午前の下げの後、1.5086辺りまで水準を切り上げる場面もあったが戻りは鈍く、1.50台中盤で推移した。
なお、この日のユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援について決定されなかったものの、反応は見られなかった。

(Klugアナリスト 谷口英司)

PR / Ad Space

PR / Ad Space

クルクるアンケート

02月04日更新

自動売買って興味あります?






みんなの回答を見る

ページトップへ戻る