【NY市場】往って来い、リスク回避色の後退で
11日のNY市場は往って来いの展開だった。NY時間早朝は株安・円高が進むなどリスク回避色が強かった。1月の米貿易収支で輸出が前月比0.3%減と、昨年4月以来のマイナスに転じたことが材料。米国の景気回復期待が後退し、株・原油などリスク資産が下落、ロンドン市場で進んだ円売りのポジション調整を誘った。米貿易収支発表後、ドル円は90円台後半から90円台前半、ユーロ円は123円台後半から123円台前半、ポンド円は136円台前半から135円台半ばまで下げた。ただ、値ごろ感や金融機関の業績回復期待で米国株が下げ渋ると、ドル円、クロス円は買い戻されている。ドル円は90円台後半、ユーロ円は123円台後半、ポンド円は136円台前半まで切り返し、NY時間早朝の下げをほぼ回復した。ダウ平均は取引終盤に買い戻しが広がり、終値で約1ヶ月半ぶりとなる1万600ドル台に乗せた。
◆ユーロドル反発、サルコジ発言も話題に
早朝はリスク回避色が強まる中、ドル円以外の通貨でドル高に振れた。ユーロドルは1.36台後半から1.36台前半、ポンドドルは1.50台半ばから1.50割れ、豪ドル/ドルは0.91台後半から0.91台前半まで下げた。ただ、値ごろ感や金融機関の業績回復期待で米国株が下げ渋ると、リスク回避的なドル高は一服している。ユーロドルは1.36台後半、ポンドドルは1.50台半ば、豪ドル/ドルは0.91台半ばまで切り返した。サルコジ仏大統領が仏紙フィガロとのインタビューで弱いユーロを望まないと述べたこともユーロドルの買い戻しを誘った。輸出促進のため、仏当局はユーロ高けん制を繰り返してきた経緯があり、発言に違和感を覚える投資家もいたようだ。ただ、大統領は1ユーロ=1.36ドルはユーロ圏の輸出企業にとって問題との見方も示していた。発言が独り歩きしているとの印象は否めない。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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