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【ロンドン市場】日銀の追加緩和期待で円安

10日のロンドン午前は円売りが優勢だった。来週行われる日銀金融政策決定会合で、追加緩和策が決定される可能性が意識された。朝方こそ、ポンド安をきっかけに円高に振れる場面もあったが、その後は円売りが続いた。この日は、ロイター通信が関係者の話として、日銀が追加緩和に傾いていると伝えている。日本政府が日銀へ追加緩和圧力を強めていることも思惑を広げる背景となっている。
ただ、この日発表された英鉱工業生産が弱く、ポンド円の上値は限られた。英鉱工業生産は予想外に前月比マイナスとなった上、前年比では予想以上の落ち込みとなった。市場予想では前月比0.3%の伸びが予想されていた。

◆円相場が展開を主導、弱い英鉱工業生産はポンドを圧迫
ドル円は日銀の追加緩和観測を背景に89.93辺りから90.46辺りまで上昇。ユーロ円はロンドン朝方に121.87辺りまで軟化後、123.15辺りまで反発した。ポンド円は中東系のポンド売り観測があった中、134円台終盤から133.90辺りまで軟化。その後、対主要通貨での円安の動きにサポートされ135円台にのせる場面もあったが、弱い英鉱工業生産が重石となり上値は抑えられた。
ポンドドルは中東系の売り観測や弱い英鉱工業生産を背景に、1.49台後半から1.4871辺りまで下落し、約1週間ぶりに1.49台を下回った。ただ、ポンド円が下げ渋ったこともありポンドドルの下値も限られた。ユーロドルはポンド安・ドル高の動きに追随し、1.3600ちょうど付近から1.3543辺りまで下落。その後、ユーロ円の堅調推移もあり、1.3622辺りまで反発した。ユーロポンドは0.90台後半から0.9128辺りまでしっかりと推移。

(Klugアナリスト 谷口英司)

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02月04日更新

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