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【NY市場】円高・ドル高一服、リスク回避色の緩和で

9日のNY市場は英欧のソブリン・リスクを背景とした円高・ドル高が一服した。ユーロドルは1.35台前半から1.36台前半、ポンドドルは1.49台前半から1.50台前半まで切り返し、ロンドン市場での下げをほぼ回復した。クロス円もほぼ同様の展開だった。ユーロ円は121円台半ばから122円台半ば、ポンド円は134円付近から135円台前半まで反発した。資源国通貨は欧州通貨を凌ぐペースで買い戻され、豪ドル円は81円台前半から82円台前半、カナダ円は87円付近から87円台後半まで上昇した。ダウ平均が一時50ドル超上昇、これに反応して原油先物が一時プラスに転じるなどリスク回避色の緩和が短期筋のポジション調整を誘発した。

◆ドル円下げ渋る、クロス円買い戻しで
ドル円は当初、89円台後半で揉み合いとなったが、終盤には一時90円台に乗せた。テクニカル的には89円台半ばの10日移動平均線がサポートとして機能した形。クロス円の上昇がドル円を押し上げる原動力となった。ただ、NY市場での値幅は約30銭と小さい。欧州通貨や資源国通貨を通じたドル安とクロス円を通じた円安に挟まれ、ドル円は方向感を見出し難い展開だった。エバンス・シカゴ連銀総裁の講演、米3年債入札(400億ドル)など米国関連のイベントは手掛かりにならなかった。エバンス総裁は労働市場の脆弱性を指摘、当面は金融緩和策を続けることが妥当との見方を示している。

(Klugアナリスト 鈴木崇浩)

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02月04日更新

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