【ロンドン市場】上下動、ポンドの買い戻しは続く
4日前半のロンドン市場、序盤は株安からのリスク回避の動きが意識される展開で始まったが、その後は戻す展開。中国株が2.4%下落、日経平均も100円超下落する中、為替市場は円買いの動きが強まり、つれて欧州通貨や資源国通貨も売られる展開となった。しかし、動きが一巡するとリバウンドから、結局、元の水準に戻る展開。下向きに往って来いといったところ。
その中で、ポンドの買い戻しが目立った。対ユーロでも買い戻されており、ユーロポンドは軟調な動き。米カストディアン系のポンド買いなども観測。
また、ユーロに関してはギリシャ10年債の入札が話題となっていた。ギリシャ政府は50億ユーロの10年債の入札を実施。緊縮財政に向けた追加措置を発表した直後で、実際の市場の信頼を測るうえで注目されていた。利回りは指標のスワップレートに3.0%上乗せした水準。これに対して、応募は160億ユーロとなり、好調な結果となった。この結果もユーロをサポート。再び1.37台をうかがう展開となっている。
◆英中銀もECB据え置き 静かに通過
英中銀とECBの政策金利の発表があったが両方とも据え置き。英中銀は量的緩和も据え置いた。ポンドは政策発表直後は小動きが続いたが、量的緩和に関して何も変化が無かったことから、買い戻しが再開。ポンドドルは1.51台に上昇している。ただ、基本的には静かに通過した。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
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