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【東京市場】小動き、欧州の動向見極め

きょうの東京市場、リスク回避の動きは根強かったものの、全体的には小動きに終始。欧州市場の動きを見極めたいといった雰囲気が強かった。週末のG7ではギリシャの財政赤字問題が話し合われていたようだ。トリシェECB総裁やユンケル・ユーログループ議長などは問題は解決の方向に向かうとしているが、市場の不透明感は払拭できないようだ。リスク回避の動きは根強いものの、一方で景気回復に対する期待感も根強く、その狭間に立たされているようだ。ドル円は89.30付近での小動きに終始。ユーロ円も121円台後半、豪ドル円は77円台前半での推移が続いた。

◆豪金融機関への政府保証解除に不安感も
豪ドル円はアジア勢の売りも観測され上値は重かったものの下押す動きも限定的で77円台前半の小動きに終始した。

スワン豪財務相は銀行の預金や社債に対する政府保証の解除を3月末から開始することを明らかにしている。世界経済が回復する中、必要性がなくなったためとしている。

しかし、一部ではユーロ圏の財政赤字問題で、信用市場にやや不安感も出ている中で、豪金融機関がより積極的に資金調達に動き、それによって、借り手の金利コストが上昇する可能性を指摘している。豪中銀が市場の大半の期待を裏切ってまで金利を据え置いた背景のひとつに政策金利と貸出金利の格差がある。もし、欧州の財政問題が更にこじれると、世界的な信用懸念が再び高まり、金融機関の資金調達コストが上昇。豪中銀はさらに利上げしにくくなるとの指摘も聞かれた。

(Klugシニアアナリスト 野沢卓美) 

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02月04日更新

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