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【ロンドン市場】金利発表がテーマ、英中銀は量的緩和を休止

4日のロンドン市場は欧州通貨が値動きを主導した。英欧の金利発表前にユーロドルは7ヶ月ぶり安値となる1.3825レベル、ポンドドルは4ヵ月ぶり安値となる1.5800レベルまで下落した。市場では財政基盤の弱いPIGS諸国(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)を巡る懸念、英中銀が金融政策委員会(MPC)で資産買い入れ枠の拡大に踏み切る見方がリスク要因として警戒された。ただ、NY勢が参加する時間帯に入ると、欧州通貨安が一服した。

英中銀はこの日、政策金利を0.50%、先週時点で上限に達した資産買い入れ枠を2000億ポンドで据え置くと発表した。事実上の量的緩和休止宣言を受け、ポンドドルは1.5800付近から1.58台後半まで反発、事前に進んだポンド安が巻き戻された。一方、ECBは政策金利を市場予想通り、1.00%で据え置きとした。市場では金利発表後のトリシェ総裁の会見が注目されていたため、ユーロ相場の反応は乏しかった。

◆英中銀、声明で追加緩和に含み
きょうは英中銀が政策金利と資産買い入れ枠の据え置きを発表した。金利変更がない場合、英中銀は声明を一切発表しないことが慣例。ただ、今回は事実上の量的緩和休止に踏み切ったこともあり、景気・物価など金融政策の課題を列挙した声明文を発表している。声明は過去の資産買い入れと低金利が景気を支援すると指摘していたが、資産買い入れの適切な規模を監視、今後必要になれば追加の資産買い入れも可能など追加緩和に含みを残していた。

◆欧州通貨主導で円高に
円相場はユーロ円やポンド円が主導する形で円高に振れた。ロンドン時間早朝の取引でユーロ円は126円台前半から125円台半ば、ポンド円は144円台後半から143円台半ばまで下げた。この間、ドル円は91円台前半から90円台半ば、豪ドル円は80円台前半から79円台後半まで軟化した。PIGS問題、英中銀の追加緩和観測など英欧のイベントリスクが結果的に円買いを後押しした。ただ、英金利発表後はポンド円が144円台前半まで反発し、欧州通貨主導の円買いは一服している。

(Klugアナリスト 鈴木崇浩)

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02月04日更新

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