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【視点】振幅、英指標好結果も米指標はいまいち

*****忙しい人のためのサマリー******
振幅、英指標好結果も米指標はいまいち

金曜日の雇用統計本番に向け、ISM非製造業の弱さなどが警戒感に

高値での利益確定売りなど、ポジション調整の動きも目立つ
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振幅の目立つ展開となった。

東京市場でポジション調整の円高が進行した後
英指標の好結果などに
市場のリスク懸念が後退し、
再び円安に。
しかし米指標が弱めに出て
再び円高にという流れに。

金曜日の雇用統計に向けて
米ADP、ISM非製造業などが弱く出たことは、
やや警戒材料。

ドル円は95円バサミ
ユーロ円は137円バサミ。


【東京市場】調整売りが目立つ展開

前日NY市場での円安に対する調整の売りが入る展開。
この時間帯での目立った材料も無く
様子見ムードが高まる中、
短期筋の利益確定の動きなどに
ドル円クロス円が売られた。

ドル円が94円台後半に落とされたほか、
ユーロ円なども下落。

【ロンドン市場】一転、買戻しへ

朝方は、欧州株が軟調に始まったこともあり
東京市場同様に調整ムードが強い展開であったが
その後、欧州圏の非製造業PMIが堅調な結果となったことなどから
徐々にムードが落ち着き、
さらに英鉱工業生産などの英指標が予想よりも強めに出たことで
ポンド主導でクロス円が上昇。
ドル円の買戻しにもつながって
円高ムードが一変した。

ポンドは対ユーロなどでも買いが見られ
全面高傾向に。
欧州株全体の買い戻しにつながったほか
マイナス圏で推移していたダウ先物など
米株時間外取引でも買いが入るなど
市場のリスク懸念後退につながった形。

【NY市場】米指標は意外な弱さ

ADP雇用統計やISM非製造業の数字が
予想よりも弱めに出たことで
金曜日の雇用統計に対する期待がやや後退。

これをうけてロンドン市場で広がった円安の動きが
再び戻される形となって
やや円高方向の動きとなった。

ISMに関しては製造業が強めだっただけに、
予想以上に強めの数字が出るのではとの期待があっただけに
意外感のある数字であった。
内訳を見ても、雇用部門も6月から悪化しており、
金曜日の雇用統計本番を前にやや気になるところ。

【ここからの見方】
金曜日までは今のままもみあいで行きそうな雰囲気となってきた。
雇用統計自体の強気な見通しは
全般には変わっていないが
やや警戒感も出てきており
発表後の動きに影響が出てきそう。

とりあえず様子見ムードが強い中
突っ込んだ売買は避けたいところ。
どちらと言うほどの方向性は出ていないが、
買い売り共にいい水準から入りたい。


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09月03日更新

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山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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