
:2009/06/02 (火) 09:57
ここまでのドル安の背景として、米格下げ懸念、リスク回避傾向の大幅後退、外貨準備におけるドルの割合の逓減観測などが上げられる。原油価格の上昇を背景に豪ドルやカナダなど資源国通貨がインフレヘッジ通貨として買われたとの指摘もある。昨日の動きの中でも中東勢から外準の分散化に絡んだドル売り・ポンド買い観測もあった。世界的な景気先行き悲観論が極まった時期に買い進まれたドルが売られ、売られすぎていたポンド買い戻しが続いている。
ただ、M&A絡みのポンド買いの指摘もあって、先週までのようなドル安中心の展開とは趣きが変化しつつある様子も見受けられる。今週は本日の豪中銀金利発表を皮切りに、各国の政策金利発表が相次ぐ。ドル安一服の一助となるか注目したい。
EUR/USD 1.4150 GBP/USD 1.6427